イケメン男子、黒沼雅の苦難。〜BL漫画の世界に転生させられたらどうなるのか?〜

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  • BL
  • 性的描写有り
  • 登場人物が死ぬの有り
  • 自由に続きを書いて
  • 暴力描写有り
  • 登場人物増やすの有り
1人目

(ん…………起きなきゃ…………あれ?確か俺学校に向かって歩いていたはず…………いつの間に寝たんだ?)
「あっ目が覚めましたか!」
「…………おはようございます。(なんか目の前にめちゃくちゃ美人なお姉さんがいるんだけど一体ここはどこだ?)」
「ここは死者の間という死んだ者が来る場所です。そしてあなたは登校中に爆発事故に巻き込まれて死んでしまったのです。」
思い出してみれば確かに登校中にいきなりマンションが爆発してからの記憶が無い。
「えっと、つまり俺は死んでこれから天国に行くと?」
「……いえ、あなたには私の作った世界に転生していただきます。」
ラノベでよくある転生物のよくあるセリフを言われる。

「あなたが作った世界に転生って危険な世界だったら嫌だぜ?」
「安心してください、現代日本とそっくりそのままな世界になっていますから。」
それなら安心だがなんか女神?の顔がニヤけているのは気のせいだろうか。
「わかりました、転生を受け入れます。」
「ありがとうございます!ではこちらのゲートをくぐってください。ちなみに転生後も名前は引き続き黒沼雅となります。」
そして俺はゲートをくぐると意識が薄れていった。


「…………行きましたね………………うひょーまさかのイケメンが私の世界に転生してくれるとかまじ最高ー!」
実はこの女神は腐女子であり、BL漫画の世界を自分で作り出してしまうほどである。果たして黒沼雅は自分の貞操を守れるのでしょうか…。



転生してから13年が経ち、俺は中学生になった。転生したての頃は平和でいい世界かと思っていたのだが学年が上がるにつれて「雅は俺と昼飯食うんだから!」「アアン?今日は俺と約束してんだよ!」と何故か男友達が俺の奪い合いをすることが増えてきた。
(あ〜、これはめんどくさい。こっそり外行こっと。)
いつも通りこっそり外に逃げると学校に住み着いた野良猫を見つけた。
「お前この場所好きだな。」
「ニャー。」
野良猫を触りながら昼飯を食うのが唯一気を抜ける瞬間だった。

2人目

ゴリラがいた。しかも白馬の王子の姿がゴリラを乗りこなしている。訳わかんネェ
目の前の異常な景色に目を擦った。

「ダメだ、俺疲れているんかな、、、」白目剥きそう

まぁ俺は転生した身だ、女神が現代日本とそっくりそのままな世界になっていると言っても、こういう異常事態はあるだろ

「えっと貴方は、、、どなたですか?」俺は敬語で疑問で問いかけた。
そうすると彼はゴリラに降りた、しかもよく見ると下履いてない。

「あ、やべ変質者警察呼ばないと!」俺が警察を呼ぼうと携帯を手かけた瞬間

「待ってくれ!これには訳があるんだ!話を聞けば分かる!」
ガッシっと携帯をもっていた腕を掴んで止めた

「何が理由があるんですか?そもそも貴方この学校の関係者じゃありませんよね」
死んだ魚の様に見た。

「実はゴリラがよくここに来たがるんだ。そしていつもここでマヨネーズを持参する」
っと涙ながら語った

そういえばいつもネコの前にマヨネーズがあったな。え?あのゴリラが持って来てたの?マジで?
「いや、ゴリラの話に持って行こうとすんな!」と言った瞬間「隙ありだ!」「はぁ?!」バックドロップされてた

「ぐへ!」一瞬の事で何が起こったのか分からなかったが気絶した。

数十時間後、男友達が俺が居ない事に気付いて探し回った。泡を拭きながら地面に埋まってた俺を発見して保健室に運ばれた。俺の奪い合いで何時間言い争ってたんだよ一体、そして手元に持っていた携帯はマヨネーズになっていた。