異形の狩り
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1人目
巨大な怪物の姿は、まるで夜の闇そのものが形を持ったかのようだった。ぬらぬらと光る黒い体表が、街路灯の明かりを鈍く反射しながら、不規則に波打つ。
怪物の中央、禍々しい裂け目のようなその「口」と思しき部分に、ひとりの少年が挟まれていた。
素っ裸で逆さに吊り下げられた彼の小さな体は、冷たい空気の中で微かに震えている。金髪の髪も同様に揺れている。
少年の目は開いているが、焦点は合っておらず、虚ろな光だけが宿っている。