高田ニコラス鈍次 1人目

次の書き手を指名して物語をつないでいくリレー小説を作りたいのです。
ある程度メンバー揃ったら、誰かが書き始めて
次に誰が指名されるかわからないスリルも味わえます。
最大200文字までで気軽に参加可能。
是非皆様も一緒に作品作ってみませんか？
少しでも興味ある方は、この続きのページに意思表示して頂けると嬉しいです。
これもまたリレー^ ^
よろしくお願い申し上げます。。

欠け月 2人目

眞知子にとって母の反応は意外だった。厳格な父の反対は想定内だったが、常に眞知子の味方をしてくれる母が、こんなにも嫌悪を露わにするとは。見た目は平凡だが法律事務所でパラリーガルとして勤務し、海外ロースクールで弁護士資格を取得をする為、勉強中の将来有望に見える青年。その彼の一体何が気に入らないのだろう。背の低さだろうか？言葉遣い？それとも、履いてるスカートの柄がタータンチェックだったからだろうか。

高田ニコラス鈍次 3人目

ふと眞知子は思い出した。
母の黒歴史…それは…母がまだ中学生の頃、ベイシティローラーズの追っかけをしていたということ。
ビートルズの再来と騒がれ、本国英国だけでなく、日本でも多くのティーンエイジャーを虜にしていた。もちろんその可愛らしいルックスもさることながら、音楽性も評価されていた筈なのに、今では誰も彼等の音楽を語ることはない。
その彼等のトレードマーク…それこそがタータンチェック、だったのだ。