僕が無能…?何も知らないくせに言うなよw?

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  • ハッピーエンド
  • ヒロイン増やすのあり
  • 軍パロ
  • 誰でも参加おけです
  • 無能パロ
  • なるべく我々だを出してほしいです、、
1人目

        プロローグ
僕は無能。いや、無能になった。あいつのせいで。だから僕は一週間後からあいつらにあることをする
        "仕返し"いや僕を苦しめた"代償"を償ってもらうのさ。
僕が本当は最強だということも知らずに無能と言ってきたこと。味方ももちろん居たよ?
でも僕は味方も信じなかった。なんせあいつらに仲間なら一緒にやってやろう。一週間後には
Partyの始まりさ。まぁ生かしてはやる。さて、、準備を今から始めよう

2人目

 訓練を終えた午後、僕は雲一つない快晴の青空を眺めて、大きく背伸びをした。基地の最上階、その展望テラスから一望できる景色を、ここまでゆっくりと眺めるのは何時振りだったか、とふと思う。無能、というレッテルを貼られてからというもの、心が休まらない日々を過ごす羽目になってしまった。いつ除籍処分を受けるか分からない、という恐怖に苛まれながら、首の皮一枚といった具合に好成績を叩き出して毎日を食いつなぐ生活。
 
 そこらの兵士の平均能力を大幅に超えるスコアを何度も何度も出した。けれど、"あいつ"は僕の何倍も高い評価を周囲から得ている。この僕の存在が霞んでしまうくらいには。
単純な話、あいつは強すぎたのだ。入隊時から同期の人間の中で突出した才能を誇り、一週間で最前線で戦う隊員ですら手も足も出ないくらいに急激に成長した。

 銃を抜いたら百発百中。座学書を読めば一日かからず修めてしまい、一度手合わせをすれば、こちらが一度身体を動かすごとに五度、精彩極まる拳が、蹴りが、一挙に到来する。

 果てには、僕とあいつ以外の同期の大半は、この基地から離れるか除隊処分を受けた。軍の上層部による、口減らしの為だ。あいつ一人だけで、軍を襲う万難を排除出来てしまうくらいに強かったのがいけなかった。故に、上層部は隊員一人一人の武器や食費などの人件費を、有り体に言えばケチって、その分を自らの元に着服できないか、と考え出したことに依るもの。ただ”普通”の実力を持つだけではこの基地において価値を見出されなくなってしまった。あいつのせいで、この基地全体が歪んでしまったのだ。今や、あいつ以外は全員無能だ。

 (だが、何より。僕は許せないのは)

 入隊時、初めての組手。訓練の一環として、あいつと戦った、苦い思い出。

 『─────この、無能が』

 冷めた目で、倒れた僕に向けられた言葉。最強である、という自負を持った僕に投げかける、蔑みの言葉。その言葉が、僕の復讐心に火を付けたのだ。だから、ここで決着を付けねばならない。僕が本当は最強だと、認めさせねばならない。

 (僕が無能…?何も知らないくせに言うなよ?)

 価値基準の狂った上層部、その歪みの元となったあいつに、相応の代償を僕が払わせる、と強く誓う。その為に、今僕は、彼を呼んだのだ。

「お待たせしたな」



「いえ、大丈夫ですよ。ゾムさん」

3人目

 ゾムさん__いや、ゾムを呼んだ。僕は息を吸ってある言葉を吐き出す。

「ゾムさん僕はあなたに代償を払ってもらいます。」

「は?」

まぁそう言われるだろうと検討はついていた。無能の俺が最強のあいつに言うんだもんな。

「お前何言うとんの?俺に勝てたことないくせに代償を払ってもらう?嘘もたいがいにせぇや?」

「呼んだのはそれだけです。それではさようなら。」
僕はそのまま僕は自分の部屋に瞬間移動をしてゾムのまえから去っていった。
瞬間移動したときのゾムの顔はどんな顔だろうなw

「ふぅ…以外に緊張しなかったな…w」
僕はそのまま日記を書こうと思い机を見る。そこには沢山の書類が積まれていた。
「チッ…今日もか…自分で少しはやれよ…」
この資料は他の隊員、と言っても少し力を持っている人だ。この世界には能力がある。
全員が持っているわけではないが能力を持っている人がいるだけで戦況は常に変る。
この書類はその能力者の人たちが僕の机に置いて自分がやったように見せているだけ。
おそらくこの量は"シャオロン""コネシマ""チーノ"の書類だろう。
「めんどいから能力で終わらせるか〜…」
僕はその時書類の上に手を載せて頭の中で妄想をした。その妄想は書類がすべて終わる。
その妄想通りこの書類すべて終わっていた。まぁここからが本番だ。書記長の部屋に渡しに行く。
僕は瞬間移動をして書記長室の前に立った。そして二回ノックをした。

「誰や?」

「あゆまです。」

「あゆま…か。入ってええよ。」

「ありがとうございます」

「今日も書類渡されたんやな。お疲れ様。」

「トントン書記長こそお疲れさまです。それでは。」

僕はその言葉を言ったあと部屋を出た。トントンさんは味方だ。信用はしていないが。だが一番信用しやすい人だろう。そんなことを思いながら僕は庭へ移動した。
「はぁ…最低だ…こいつらに会うなんて…」

「あれ、無能だよ?w」

「マンちゃんめぅ忘れてる」

「めぅ。」

「無能さん視界に映らないでもらってもいいですか?目が汚れます」

「すみませんでした。」
僕はそう言って影に隠れ瞬間移動して自分の部屋にまた行った。あいつらはよくあそこでお茶会をしている"オスマン""ひとらんらん""エーミール"だ。あいつら前までは味方だったのにな。
 さぁ、あいつらにも代償を払ってもらおう。