なつみかん 1人目

私は命を10万円で買われた。
立ったの十万円だ。
私は奴隷として生きていく。

2人目

俺も命を10万円で買われた。
10万円だ。俺の命はこんなもんなのかと悔しくなった。
ちなみに俺を買ったのは爽やか系のイケメン男性だ。
この日から俺は毎日この男の性処理をさせられている。
最近では自分から求めるようになってしまった。
俺はもう性奴隷として生きていくしかないのだ。

reanhd 3人目

つい数年前、死んだ人間を甦らせる唯一の方法が見つかった。
ところが、ヒト一人を蘇生するには、別の誰かの命を犠牲にしなければならなかった。

そこで一部の人たちは命の売買をはじめた。
命を売らなければならない誰かが、死んでも甦りたい誰かに使われる——そんな時代だ。

さて、命を蘇生に利用された俺たちの意識は、この男性の身体のなかで残り続けていた。
しかもこのイケメン、甦ってからというもの、自らを慰めてばかりいるのである。