誤魔化し誤魔化し生きてきた

何かを積み重ねなかった人間はどんどんキツくなる

いよいよと辛くなってきた

なんでもっと考えなかったのか

考えるのが嫌で流れに身を任せた

誤魔化して生きてきた

これからも　そうするしか　できないから

誰かが　出会いが　何かが　かえてくれるのか？

他人任せの人生だ

そんな自分に今更ながら慌てる

時の流れは悲しくも早い
幼少期に感じた長い時間

今思い返せばあのときにああしていれば
この早すぎる時間を
充実させるために
歯車を合わせるためにあったのだろうと
気付く。

勉強もせず
ただただ遊んで
気づけば時間は過ぎていった。
今更気づいたって何も変わらない。
少しだけ、考えずに生きていく

今この場に立つ者は何者だ。

己が存在する確証はどこを探れば良い。

個は無く群れからも外れ、今どこへ向かおうとしている。

行く宛もなく彷徨い、時間だけが虚しく過ぎていく。

昔は何かを追っていた。今は追われている。

追われているのは分かってはいるが、何をしていいのかわからない。
どうすれば良いのか分からない。
分からないから、躊躇する。

僕の心は揺れている。揺れていることさえ気づかない。
いや、気づかないふりをしてるのかも。

思考なんてものは無い、計画なんてものはサラサラない。
そんなことを考えてどうしろというのだ。

未来を先に決めたところでおもしろ味がない。
手段？目標？ゴール？それらは何語だ？

俺は今を生きているんだ！！この瞬間を。

どうすりゃあ良いか、なんてその時になって決めればいいんだよ。
雨が降れば傘をさせばいい。傘がなけりゃあそのままずぶ濡れでも仕様がねえ。
この先に待つのが地獄だろうが天国だろうが、わからねえことを考えても時間の無駄だ。

だから配られた手札でやってやる、今ある選択肢を使いこなすしか道はない。

僕にあるのは弱すぎる手札。
わかってるさ、ツケが回って来てんだってことぐらい。