私の名前はカタビラ

みんな私の事を鎖鎌と呼んでいる。

私は納得行ってない。

なぜなら言わなくても分かるでしょ？

くさりかたびらになるから有名なアレの防具になっちゃうの。

そんな事は今は、どうでもいいわ

会社で出回ってる私の謎の回文書それについて考えてるの！

この会社、メケメケポンで働くカタビラは古都パブロニアに住む元、王女である。
私は、パブロニアで王女の下の世話をしていた。
ギャンツゥーである。一刻も早く我が国へ王女を返還して欲しい。さもなければこの会社、いやこの国を攻め入ることになる。
正しい判断を待っている！！

と
書かれていた。
回文書ってなんや。
これ普通に通告っぽいけど。

私しゃ断じて純粋な日本人、パブロニアなんて知らない。しかも、王女なんて。。そんな身分知らないけどちょっと、嬉しい。

と、ここまででこの物語は突如謎の文章を配れたニ年目三組黒紋田先生の授業を受けるごく一般的な女子生徒に降り掛かった話である。