クロスワールド 激突!タロット・フォース!

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ブラキオマジーンが辺りを踏み潰し、装備したキャノン砲で周りを蹂躙する。
「おい!何すんだ!」
「全く、僕たちの事も考えてくれるかな?」
巻き込まれかけたタロット・フォースのメンバーがシルバに文句を言う。
「なんて奴だ・・・」
「彼には品性の欠片も感じられないね。」
周りを省みないシルバの姿に、ゲイツとウォズまでも苦言を漏らす。そんな中・・・
「でも、勝てないわけじゃない!」
ジオウはジオウⅡライドウォッチを取りだし、ジクウドライバーに装填する。
《カメンライダー!ジオウ!ジオウ!ジオウⅡ!》
ソウゴは仮面ライダージオウⅡとなり、タロットフォース《戦車》シルバが駆るブラキオマジーンに向かい、構えを取る。
それを操縦席から見たシルバはジオウを見て、舌なめずりをする。
「時の王者が相手か・・・面白くなってきたぜぇ・・・」


全てのライダーの力を受け継ぎし、最強の王・常盤ソウゴこと
《仮面ライダージオウⅡ》



世界の王・零二が誇る戦闘部隊タロット・フォース《戦車》シルバ
《ブラキオマジーン》

いざ、開幕!

~~

一方、異空間では

「それで、今後の方針はどうするんだ?」
ヒロイン達にお触りを受けている零二がいう。
「どうするも何も元主人公の始末が最優先でしょう。」
アナザーセイバーことマスターロゴスが答え、それを謎のライダー・シヴァが腕を組んで見ている。
「おいおい?面白そうな事やってんなー?」
ワープゲートらしき空間から灰色のヒビ割れた鎧を纏ったアナザーガイとグラトニー・ドーパントが現れる。
「遅いぞヘルス。」
「すみません、少しお迎えに手間取っておりまして・・・」

ヘルスが目を向けた先には

「真の王に対して大層なご歓迎だな。」

かつてソウゴと激闘を繰り広げた男・加古川飛流が立っており、その手にはバールクスライドウォッチが握られていたのだった。