俺は縄で縛られたくないのです!

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1人目

授業が終わりいつもの様に帰ろうとしたら「南くんちょっと待って!」と呼び止められる。
俺を呼び止めたのは高島優也という男子生徒だ。

「どうした?高島。」
「今日委員会って事忘れてない?」
「あっすっかり忘れてたわ。」
どうやら今日は委員会がある日らしい。ちなみに俺と高島は風紀委員に入っている。正直に言うとやる事はそんなに無い。定期的に服装チェックするくらい。
しかし月に2回は集まりがある為顔を出さなきゃいけないのだ。

「1年生は必ず出席ってめんどくさいよな。」
俺がそう呟くと「まぁ確かにめんどくさいよね。」高島が同意していた。

2人目

風紀委員会の集まる空き教室に辿り着くと、すでに何人か来ていた。俺は自分の席を見つけそこに座ると隣に座っていた女子生徒が話しかけてきた。
「南くんお疲れ様、集まりってめんどくさいよね。」
「相川さんもお疲れ、めんどくさいけどサボる訳にもいかないしね。」この子は相川瑞希さん。隣のクラスの子だ。顔立ちが良く可愛いため男子から人気がある。しかし彼女は誰とも付き合っていないらしく、告白してフラれたという話を耳にした事がある。
そんな事を考えているうちに委員長が来たようだ。
「皆んなおつかれー!今日は集まってくれてありがとう。早速だけど始めようか。まず初めに…………」
こうして委員会は始まった。しかし特に話す事も無かったので、ただ聞いているだけだった。そして気が付けば終わっていた。
委員会が終わり帰宅している途中、突然後ろから声をかけられた。
「ねぇ南くん、一緒に帰らない?」
そう声をかけてきたのは相川さんだった。断る理由も無いので一緒に帰る事にした。
帰り道では色々と話をした。すると彼女が「南くんって結構筋肉あって縄で縛ったら映えそう。」
と言ってきた。流石にそれは嫌だったのでやんわり断っていた。その後も他愛もない話をしている内に家に着いた。
「じゃあまた明日学校で会おうね!」
「うん、それじゃあね。」
彼女と別れ部屋に入る。俺はスマホを手に取りSNSを開いた。