狙われた野球少年

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1人目

今日も無事に部活が終わった。
「優大お疲れ!」「弘樹もお疲れ」
と俺は弘樹と別れて、家に帰る途中、いきなり後ろから男に羽交い締めにされた。
「えっ!?何だお前は!離せ!」
抵抗するが、男の力が強く振りほどけない。
「おっと暴れるなよ?ちょっと一緒に来て貰うぜ?」
男がそう言って俺は車に乗せられ、手足を縛られてしまった。一体俺が何をしたって言うんだ? 車に揺られること2時間くらい走り続けた。

2人目

車が止まり、俺は足の拘束を外された。
目隠しをされたまま建物の中へと連れていかれる。
重い扉が閉まる音、足音が響く冷たい廊下。
やがて、目隠しが外されると、目の前に広がる光景に息をのんだ。
壁一面に並ぶガラスの筒、その中には、俺と同じくらいの少年たちが、素っ裸で目を閉じて浮かんでいる。
それらはまるで、SF映画に出てくる培養槽のようだった。不気味な青白い液体の中で、薄暗い照明に照らされた彼らは穏やかな表情で静止している。
俺の視線はガラス筒の中で眠るように浮かぶ少年たちの裸体に釘付けになっていた。何人もの少年達がチンコを見せつけるかのように並ぶ光景は、異様な光景だった。
だが同時に、俺はその少年達の姿になんともいえない性的興奮を感じていた。
その裸の少年の中に弘樹の姿を見た時、俺の欲望はピークに達していた。
「弘樹!」
思わずガラス筒に向かって叫ぶ。
だが、弘樹は俺に気づく様子もなく、静かに眠り続けていた。チンコを丸出しにして、まるで俺に見てもらいたいと言わんばかりに。