戦士のお仕事?
名前:グラン・バラリス
性別:男
年齢:17歳
容姿:黒髪短髪(希少)
瞳の色:黒(希少)
クラス:【戦士】
LV:9
攻撃:39(+15)
防御:40(+25)
敏捷:21(+5)
魔力:1100000
魔防:40(+30)
スキル:縄で手足を縛られる・縄で手足を縛られし者・縄で手足を縛られた者・縄で縛られ吊るされたい者・縄で縛る・縛られて感じる・縛られし者・縄の感触に興奮する・緊縛プレイ・縛って欲しい・縛らせてあげる・縛る喜び・縛る快感・緊縛・緊縛プレイ・縛られる喜び・縛られし者・緊縛フェチ・縄縛りの達人・縄で縛られし者・縛る悦び・縄を自在に操りし者・緊縛師・緊縛の虜・緊縛神
ユニークスキル:緊縛魔法Lv30000
称号:縄マニア・変態紳士・ドM奴隷・性癖が捻じ曲がっている・縛られし者・被虐嗜好・マゾヒスト・拘束願望・加虐趣味・サディスト・縛ったら喜ぶ・縛られたい・緊縛フェチ・縛る悦び・緊縛師・緊縛の虜・緊縛神
これが俺のステータスだ。このユニークスキルの欄にある『緊縛魔法』というのは、指定した人を縄で縛る事ができる。しかも自分にも使えるという優れものだ! 自分に使う場合はスキル解除は時間経過でしか出来ないが、他人に使う時はいつでも好きなタイミングで解く事が出来るのだ!!
「不老不死の薬を作っている組織?」
「そうだ、グランお前はそいつらに狙われている。」
「えっ!?な、なんでそんな奴らが俺を狙うんだよ!!」
俺はなんか変な組織に目を付けられたらしい。まさかこんな事になるなんて……..
「お前は希少な黒目黒髪だからだろう。多分お前を不老不死にしてその遺伝子を永久に確保しようと企んでるみたいだ。」
俺を不老不死にして遺伝子確保?ちょっと意味が分からないがなんとかなるだろう。
そう思っていた俺を殴ってやりたい。
ただいま俺はその組織に捕まっています。
「ンーングンー」
俺は縄で手足を縛られて猿轡もされている。ちなみに俺のスキルでは縛るのは出来るが縄抜けは無理だ。
「じゃあ不老不死の薬を注射しますか!」
男がそう言って俺に近寄り注射器を腕に刺して中の薬品を注射してきた。
「ンッ!ングゥウウッ!」
抵抗虚しく薬品は全部体に入れられてしまった。
「これでお前は不老不死になった!」男は満足げな表情を浮かべている。そして「不老不死になったからにはお前の精子は取りたい放題だぜ!ヒャハハッ!!」と笑いながら言った。
「ンン!?」
こいつ何て言った?俺の精液を取るだって?ふざけんな!!
「おらっ、さっさと脱ぎやがれ!」
男達が服を脱いで全裸になり、俺の前にたった瞬間だった。
「グラン無事か!」
ドアを蹴破るように入ってきたのは、俺の大親友の男、ラガス・ゲインルートであった。
「クソ、邪魔が入っちまったなぁ~。だがまだ仲間がいるんだぜぇええ!!!」
リーダー格と思われる男が叫ぶと、ぞろぞろと盗賊の仲間達が集まってきた。
「おいおい、マジかよ…………」
流石のラガスも多勢に無勢では適う訳もなく、徐々に追い詰められてついには捕まってしまった。
「こいつにも不老不死の薬を注射してやれ!」
ラガスの体にまたも薬品が打ち込まれた。
「これでお友達と一緒の不老不死だ。嬉しいだろう?」
リーダー格の男がニヤリと笑みを浮かべる。
「……殺す」
ラガスの怒りが爆発したのか目が真っ赤に染まり、全身から殺気を放ち始めた。
ラガスはそのまま縛られていた縄を引きちぎり男に向かって拳を振り下ろした。
バキッ!!!! 鈍い音が部屋に響き渡り、リーダー格の男の顔面に直撃した。
「グボォアァッ!!!」
リーダー格の男は鼻血を出しながら壁に激突し気絶してしまった。
他の男達にも同じくラガスの鉄拳が炸裂していった。
数分後そこには気絶した男達が倒れていた。
「大丈夫かグラン!」
ラガスは俺の元まで駆け寄ってきて猿ぐつわを外すと同時に抱きついてきた。
「良かった……本当に無事でよかった……」
俺はそんなラガスを見て思わず泣いてしまった。
「グスッ、ごめんね、心配かけて……でも俺のせいでラガスまで不老不死に………。」
俺は涙声になりながらもなんとか言葉にした。するとラガスは優しく微笑んでくれた。
「良いんだよ、お前を助けることが出来たんだ。それにお前も不老不死ならこれから先ずっと一緒にいられるだろ?」
ラガスの言葉を聞いて俺は更に涙を流してしまった。
「ありがとうラガス…大好きだよ……。」
「ああ、俺も好きだぞグラン。」
その後は気絶している男達を縄で縛り上げて馬車でギルドに連行した。