一人星

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1人目

「ん、なんだあれ、、、」
寂しい夜は寝る前に夜空を見るのが習慣の俺の目に映ったのは点滅している星だった。
点滅が終わったと思ったら、次は右へ左へ揺れ動いている。
それも終わったかと思えば次は大きくなったり小さくなったり。
面白い星だななんてろくに星座の名前も言えない俺は一人楽しく笑った。
次の朝、学校に着くと真っ先に高橋のもとへ行き話しかけた。
「そりゃ楽しい夢が見られてよかったな」
「だから、本当なんだって!」
何度言っても信じてもらえない俺は夜、高橋を連れて星がよく見える山に行くことにした。

2人目

「こんな夜にわざわざ呼び出しやがって、お前大丈夫か?」
たしかに高橋の言うこともごもっともだ。
だが親友である高橋にはどうしても点滅する星を見せたかったのだ。
そして山の頂上付近に着いた時、やはり星は点滅し動いていた。
「見ただろ、ほら、星が点滅してる!」
俺は思わず叫んで高橋を見た瞬間、高橋はそこにはいなかった。
辺りを何度も何度も探しても高橋は見当たらない。
ふと空を見ると点滅していた星は消えてしまっていた。
その瞬間、俺はある恐ろしい直感が頭をよぎった。
そしてすぐスマホを確認したが…

3人目

スマホは圏外だった。
「くそっ、なんでWifiとんでないんだよ…」
これでは高橋に電話をかけることができない。
「おーい、高橋ー!」
精一杯叫ぶが、自分の声が反響するだけで何の返答もない。
まさかあの星の正体はUFOで、高橋は連れ去られたんじゃ…
もう随分時間がたった気がする。
歩き回って俺も自分のいる場所を見失っていた。
途方にくれて再び空を見上げると、
「あれ、」
いつの間にか全ての星が消えていた。
それに、俺が立っている地面は土じゃない!
違和感に気づいたとき、俺はかたい壁にぶち当たった。

4人目

目を空けたら見慣れない顔がずらずらと並んでいた。俺はいままでのことを思い出した。ああ、俺気絶しちゃったんだ。見慣れない顔がだんだん増えていく。最初は人間だと思ったけど一つ一つ見つめるほどにコレジャナイ感が深まっていき、この人たちは人間に似てる宇宙人か何かに違いない、と僕は結論付けた。まあとりあえずあんまりいい状況じゃないってことだ。集まった顔たちは俺を見るなり何かを話し始めた。

5人目

『~~~~~~~~?』
『ーーー!』
全然なんと言っているかなんて分からない。