なんじゃこりゃ係

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1人目

 わたしのクラスの学級目標は『笑顔大好き4年3組』
 今日の学活は係決め! 保健係になりたいなぁ。
「2学期の係決めは、くじ引きでやるえ~~」
 担任の先生のかけ声で、校庭目指してみんながダッシュ。ミスリルのスコップを土に突き立てる。

 えっさほいさ えんやこら
 えっさほいさ よいとまけ

 くじ引き甚句の調べにのって、どんどん掘るナウ。あたりくじは土の下に埋まっているのだ。ちらほら掘り起こしたクラスメイトも出てきた。
 ガキンッ!
 見つけた! 私の係は......

『なんじゃこりゃ係』

2人目

なんじゃこりゃ係を掘り起こした私は、すぐさま
担任の耳三角二頭筋先生に
「私が一番初めに見つけたんだから!もちろん私が部長で良いですよね!」
とミスリルのスコップを首に突きつけ
ほぼ、脅迫じみに口火を切ったはっぱカッター
耳三角二頭筋先生は、
オドオドと黒板の前でボックスを踏み出した。
私と先生以外
ポカーンとポンカンを食べながらその光景を眺めていた。
無事、なんじゃこりゃ係の部長になった
私は、早速部員確保に向けて
黒板に
銚子サニイスキンヘッド走り屋募集と
チョークを走らせた。
ニチョ

3人目

「ニチョ」という不吉な擬音が教室に響くと同時に、校内放送が悲鳴を上げた。
『緊急事態です!4年3組が「なんじゃこりゃ係」を解禁しました!全生徒、武装して迎撃してください!』
「さあ、走り屋の始動よ!」
私が叫ぶと、教室の床が跳ね上がり、地下から改造された武装電動車椅子がせり出してきた。

4人目

武装電動車椅子は廊下に出た瞬間、なぜか自動でラジオ体操第一を流し始めた。
正面から現れたのは、段ボールとモップで作られた謎の生命体。胸には油性ペンで
「※だいたい安全」
と書いてある。
「一番信用ならんやつ!」
校内放送が裏返った。
『4年3組、笑わせすぎです!制御不能!』
生命体が「ニチョ…」と鳴いた瞬間、背中が開き、中から係長が出てきた。
「ごめん、盛り上がりすぎた!」
次の瞬間、シャボン玉が噴き出し、全員ずっこける。
放送が締めた。
『以上、“なんじゃこりゃ係”は反省文三行で解散!』