大魔道士の道草日記!
大魔道士……私がそう呼ばれるようになったのはいつ頃だったか……。
魔王を倒した時だっただろうか?
それとも、六属性魔法全ての頂きに立った頃だったろうか……。
何にせよ、私は今まで魔導を極めることしかしてこなかった。
そのせいで愛する妻と子供達に捨てられてしまった。
でも、もしまだやり直せるというのなら、妻と子供達と家族になれるというのなら…!!
私は魔法を捨ててやる!!!
じゃあ……行こうかな会いに。
それと、会ったときの会話のネタのために道中の出来事を記す日記をつけておこう。
魔法を手放してから2日目。
妻の方の行方は分からないが、息子の居場所が分かった。
私を反面教師としたのか
今は学者として教鞭をとり、学園で働いているらしい。
どうやら、魔導とは正反対の道を歩んでいるようだ。
私はすぐさま馬車に乗り込むと目的地を告げた。
すると、なんと行者は其処の卒業生だと言うではないか。
聞くと、私の息子を知っているどころか、担任だったそうで、その恐ろしさから学園内では有名だったらしい。
偶然とは恐ろしいと思いながら
行者の言葉に耳を傾け、想いを馳せるのであった。
魔法を手放してから3日目
目的に着いて息子を探したそうすると綺麗な少女が居た
私を見ると驚いて固まったあと鋭い目つきで睨んだ
この顔は息子だ!何故女服を着ているんだと疑問ばかりで責める様に質問すると
「何故今更ここに来た!俺を責める為か!?もう二度と現れないでくれよ!」
と突き返された
っは気付いたがもう遅い、私のやった事は息子を傷つけてしまったという事に深く後悔した
女装癖は私のせいでああなったに違いない、息子を責めるじゃなく、まず最初は謝るべきだった、、、
ますます家族の溝が深くなった