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5日前
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竹春雪華
2人目
私は、映画のお風呂のカニを売るお店を始めました。
ですが映画のお風呂のカニは、まだありません。
こうなるとお客さんは来てくれないので、困ったものです。仕入れをするにも、ツテは無く資金もあまりありません。
「自分で取りに行くしかないか」
そんな独り言をこぼしながら、私は映画のパンフレットを選びます。どれもB級映画ばかりで、良い映画のお風呂のカニは望めそうにありません。私の資金ではこれが限界です。
ですが、1つのパンフレットが目に留まりました。
「これなら、映画のお風呂のカニがあるかも」
ささきちよ
4人目
「これはカニですか」
地図にはない三叉路、その奥に店があるんだ。
「いいえ、これは映画のパンフレットでス」
「映画で使うカニはどこにいますか」
映画で使うから買える分でお願い。
「お風呂のカニもないヨ」
「わかりました」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
おかえり!カニ買えた?
「映画のお風呂のカニは、まだありません」
鯖のサーヴァント
5人目
私は、映画のお風呂のカニを売るお店を始めました。
ですが映画のお風呂のカニは、まだありません。
こうなるとお客さんは来てくれないので、困ったものです。仕入れをするにも、ツテは無く資金も先の交通費で尽きたところです。
「どうも、カニはあるのかい?」
「生憎。15インチの映写機なら御一つ」
「そうかい、今日はフィルムの巻きが速いんだね」
ジーッキィキィ、常連さんは彗星から隠れるように笑う。
お詫びに私は三丁目の夕日も褪せたトーキー映画の次代を演じることにしました。
「まるで、デオ・ガールだな」