お前はまだまだ修行が足りん

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1人目

「お前はまだまだ修行が足りん」
 師匠であるジイサンはそう吐き捨てた。
 俺は舌打ちし、ジイサンを睨む。
「なんでだよ。これまでジイサンの言う通りに修行してきただろ。それなのに認めねぇってのか」
「認めてないわけではないぞ。ただお前にあの儀式はまだ早いというだけじゃ」
 俺は納得出来なかった。
「早いってなんだよ。結局、まだ子供だから認めないだけなんじゃねぇのか?」
 ジイサンの眉がぴくっと動く。
 俺は畳みかけた。
「選ばれたアイツは俺と比べて全然修行してねぇし、ジイサンの話も真剣に聞いてなかっただろ! 俺の方がアイツよりずっと儀式にふさわしいはずだ! それなのに、俺より年上っていうだけでアイツにすんのか?」
 ジイサンは溜め息を吐き、口を開いた。

2人目

「やかましい、お前の感情は知らん」
便所コオロギは、便所に集る子虫を食うのだ。
「納得できない!貴様あのスカ野郎に、いくら貰ったんだ!」
「納得は大事だ、しかし理解して欲しい」
だったら俺は、便所の糞に集る小蝿か。
もう怒りのままに、足音を鳴らして、家を出るしかなかったんだ。
〜〜〜〜〜〜〜〜
俺が家を出た後、ジイさんは野党に襲われらしい。
人伝に聞いた訃報を、俺は信じなかった。
「あのドサンピン、家に向かいました。」
先ほど俺に話しかけた男は、目の色を変えながら誰かに連絡していた。
なるほど、あの家で何人か待ち伏せしているな。
正義を為せとジイさんは言っていたが、今がその時なんだ。儀式の後継者と今回の件は、どうもきな臭くて鼻が曲がりそうだ、便所の糞だな。
「今こそ正義を為す時だ」