失礼レストラン

0 いいね
250文字以下 10人リレー
2日前 112回閲覧
1人目

「失礼します」
ウェイターは私の脇腹を殴った。
「君は本当に失礼だな」

2人目

ウェイターは何も言い返さず、私の目の前に分厚いステーキを置いた。肉はまるで黒曜石のように光沢を放ち、その隣には血のように赤いソースが添えられていた。

3人目

「さっさと、食べて帰ってください」
「君、それはお客様に対する態度としては、いかがなものかね?」
「…………」
ウェイターは、黙ったまま、振り返り、その場を後にして、次のお客のところへと向かおうとしていた。