救済を求める
陽の光に照らされたその遺跡は四方を壁に囲まれ、その中央には石造りの床が敷き詰められている。そしてその中央では、グラディエーターを思わせる兜だけを身に着けた全裸の男達が列を作り、己の肉棒を扱きながら一心不乱に何かを祈っている。
その兵士達が捧げる祈りの対象は、祭壇の上の巨大な球体だった。
その球体はガラス製のようにも見えるが、小刻みに振動し続けており、時折中心部に赤い光が瞬いている。
『神よ! 神よ! 我らの罪を御許し下さい! 罪深い私達にどうか御慈悲を!』
男達の口々から祈りの言葉が漏れていく。
男達の祈りの言葉が球体に届いたのか、球体は激しく振動していく。振動と共に赤い光も強くなっていた。
「おお……神よ。私達の祈りの言葉が伝わったのですね」
男達は、感極まり次々と涙を流していた。
球体は更に振動と光が強くなり、目が開けられないぐらい、赤い光が部屋一面を照らしていき、男達も目を開けていられず、一斉に頭を下げていく。
「い、いったい何が起ころうとしているんだ!?」
赤い光が収まるのまでの間、頭を下げていると、次第に光が弱くなっていき、男達は、一斉に頭を上げて、目を見開いていた。なんと、そこには驚く光景があった。
「ここは!?どこかしら?」
先程まで球体があった場所に、帽子を被り、手帳を開いていた一人の女性が立っていた。見た目的には、20代から30代ぐらいの女性だろうか、男達もその女性も状況をつかめられずにいた。
「神は私達に更なる罰を与えようというのか?それとも慈悲なのか……」
20代から30代ぐらいの女性の姿を見て、全裸の男達は、興奮を抑えられずにいた。その姿はまるで、獲物をとらえた豹のようだった。
「な、なんなのここは!?それに、どうして貴方達は、全裸なの!?」
女性は、何が起きているのか、分からず動揺しながら、後退りをしていた。
「私は、古代の遺跡の中にあった球体から声が聞こえて、触れてしまっただけなのに……」
「おお…これぞ、我らが捧げた『生命の種』への答えだ!」
最前列にいた、一際体格の良い男が歓喜の声を上げ、前へと進み出た。彼の兜の隙間からは、血走った瞳が爛々と輝いている。
「ち、近づかないで! あなたたち、警察を呼ぶわよ!」
女性は手帳を胸元に抱え、必死に声を張り上げるが、現代の常識はこの異様な空間には届かない。男たちは彼女の言葉を理解しているのかさえ怪しかった。
「神は、我らの罪を濯ぐための『器』を遣わされた。さあ、兄弟たちよ。我らの祈りを、この清らかな肉体に注ぎ込もうではないか」
男の言葉を合図に、数十人の全裸の兵士たちが、欲望を露わにしながら彼女を包囲するように円を縮めていく。石造りの床を叩く足音が、逃げ場のない死刑宣告のように響いた。
「い、いや……来ないで……」
彼女の叫びも虚しく、男が彼女の身体を掴むと、服を引きちぎっていた。
「な、なんて素晴らしい器なんだ。神よ……ああ神よ。我らは、これからも神の導きのままに……」
「私はどうして、あんな球体に触ってしまったのよ。私にはまだやりたいことも沢山あったのに……」
女性は男たちに力づくて拘束されてしまい、涙を流してしまっていた。
気付いた時には私は、既にむさ苦しい男達に犯されていた。しかも子宮から大量の精液が溢れている。…どうやら私は全裸にされて力で押さえつけられ此方の意思関係なしに犯されたと言う事実が私の心を抉った。‥う、うう…うううと泣いていると体に違和感を覚える。体中暑いまるでおかしくなった様に体が疼く。
私幸愛子は、見知らぬ人と世界にこれからも犯されるしかないんだろうか?
よく体を見てみると淫紋が刻まれていた。それどころか体中に力が入らないだけでなく息切れもしている。
…ひょっとして誰かが私に何かしたの?
そう考えいると葡萄やら酒やらご馳走が運ばれて来た。