忍術使い

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1人目

「やめてください!!」
「あ~お前がぶつかってきたんだろ!!」
という声が聞こえてきた。
見ると、一人の同じ学校の女生徒が二人の男に絡まれていた。
「そんな、私は……」
「ああ!!お前が本なんかに夢中になってたんが悪いんだろ!!とりあえずだすもんだせや!!」
と一人の男がすごむともう一人が「いや、姉ちゃんなんなら体でも良いんだせ??」
といって彼女の胸を揉む仕草をする。
(なんてお約束な状況だ……助けてあげたいけど……)
今までなら見て見ぬふりを決めていたが今は僕には力が……でもどうやって……僕が迷っている間に彼女は男に無理やり連れていかれそうになっていた。
「は、離してぇ!」
と彼女が言っても男たちは聞く耳を持たず
「うるせぇな!とっとと歩け!」
といって無理やり歩かせようとする。その時、僕はある事を閃いた。
(そうだ!これしかない!)
と思った僕は男二人の前にでる。
「なんだお前?」
「僕は…正義の味方だ!」
と僕は決め顔で言った。
「あ?なにいってんだこいつ?」
「正義の味方ごっこか、なら俺たちと一緒に遊ぼうぜ」
とニヤニヤしながら言ってくる。

2人目

「いったいどんな遊びを?」

「そうだな……お前には、女になってもらい、彼女達にしようとしたことを代わりに受けてもらうんだよ。お前が耐えきれたら、彼女達のこともチャラにしてやるよ」
不適な笑みを浮かべながら、男は喋り続けていた。

「それは……」

「良いんだぜ、俺たちは別に。お前じゃなくて、彼女達に遊んで貰えば良いんだからな……」
男は、彼女達の背後にまわり、髪に触れると香りを嗅いでいた。

「お……お願い……します。た、助けてください……」
恐怖からか彼女達は、涙を流しながら助けを求めていた。