戦い

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1人目

ピンク軍とグリーン軍、そして新たに出現したイエロー軍は三つ巴の戦いを繰り広げている。次第に、その均衡は崩れ始めた。

後発のイエロー軍が壊滅的な打撃を被ったのだ。こうなるともう立て直しは不可能であり、イエロー軍は消滅。

そして、そのイエロー軍を壊滅させたグリーン軍は、さらに勢力を拡大した。

ピンク軍もイエロー軍との無駄な争いでダメージを負っている。グリーン軍の侵攻を止めることができない。

しかし、運はピンク軍に味方した…。

2人目

勢力を拡大し過ぎた影響なのか、軍団メンバー同士で纏まりがつかなくなってしまっていたのである。

そのため、イエロー軍の残党と一部のグリーン軍がピンク軍の味方になり、グリーン軍の侵攻に対抗できるぐらいまでになっていた。

グリーン軍は、そのことをまだ知らないでいたため、ピンク軍を追い詰めている気でいたのである。ピンク軍は、抜けてきたメンバーからの情報をもとに、グリーン軍を包囲する作戦を開始していたのである。

3人目

ピンク軍とグリーン軍の戦いが、まさにピンク軍の圧勝という形で決着を迎えようとしていたその時、突如として空が不気味な紫色に染まった。
両軍が何事かと空を見上げると、そこに巨大な紫色の飛行兵器の群れが姿を現す。
ピンク軍ともグリーン軍とも違う見たこともない兵器に双方は大混乱に陥る。

4人目

紫の飛行兵器により、グリーン軍が壊滅してしまう。ピンク軍も飛行兵器により、被害が増えて来ている中、技術者達により、飛行兵器を撃ち落とすための兵器が開発されていた。

兵器が開発されるまでの間、時間を稼ぐために、飛行兵器に攻撃をしようとするが、離れすぎていたせいで、攻撃が当たらないでいた。

5人目

紫の飛行兵器は容赦なくピンク軍を襲撃する。この兵器はピンク軍の射程外からやすやすと攻撃出来るのだ。
壊滅したグリーン軍の姿を目の当たりにしたピンク軍は、絶望の淵に立たされていた。
「これでは、もはや時間の問題だ…」
ピンク軍の司令官は、必死に現状を打開する方法を模索する。技術者たちが新型兵器を開発していると言っても、その完成はいつになるか分からない。このままでは全滅してしまう。
その時、司令官はふとあることに気づく。
「待て、あの飛行兵器…!」

6人目

「みんな、早くこの場から少しでも遠く離れるんだ!!」
ピンク軍の司令官は、部下達にその場を離れることを指示する。

「あの飛行兵器は、この地点に堕ちてくるぞ!!」
ピンク軍の司令官は、飛行兵器が傾きかけていることに気づいたのだった。

ピンク軍の司令官の指示のもと、自ら動ける者は、負傷して動けない者の援助などをしながら、離れ始めていた。しかし、飛行兵器は着実に墜落を始めていた。

7人目

その飛行兵器は、ピンク軍の陣地からほんの数百メートル先に、巨大な音を響かせながら墜落した。
しかし、爆発は起きなかった。代わりに、飛行兵器の機体はガラスのように砕け散り、中から鮮やかな紫色に輝く奇妙な液体が地面に流れ出した。
「あれはなんだ…?」

8人目

突如、紫色に輝く液体は、人型に次々となっていく。

「これでどうだ!?………嘘だろ!?」
ピンク軍の司令官は、人型になった紫色の液体を切ると、切った箇所から再生し、人型がそこから更に増えていき、次第に辺り一面が紫色の人型で、包囲されてしまっていた。

「一体、なんなんだ。これは!?切っても切っても増えてくるぞ……」

9人目

司令官の叫び声が響く中、紫色の人型はまるで意思を持っているかのように、一斉にピンク軍の兵士たちに襲いかかった。兵士たちが銃弾を浴びせても、人型は瞬時に再生し、そのたびに数を増やしていく。
やがて、兵士たちは絶望的な状況に追い込まれていった。
「もう終わりだ…」
ある兵士が呟いたその瞬間、卑猥な香りが広がっていきペニスが急激な怒張をした。