危険な夜道~忍び寄る人影~

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1人目

ここは、東京の小さな喫茶店で、奥の座席に座る二人の女性がいた。一人は、杉村希望で、もう一人は、学生時代の頃からの大の仲良しである柊木真純だった。

「ねえ、希望が誰かにつけられているって、本当なの?」

「うん。夜帰宅しようとしていたら、背後から気配を感じるの……誰かに見られている感じもするの」

「警察には相談したの?」

「警察に相談はしたけど、誰につけられているのかが、わからないから気のせいかもしれないって、危険な夜道の独り歩きは避けて、人通りの多い道を通ることをおすすめします。って言われたわ」

「そう……誰につけられているのか、はっきりしたら良いんだけれど」

「本当に気のせいなら、良いんだけれど、足音が聞こえる日もあるから、怖くて怖くて、何度も振り返りながら帰宅するし、帰宅しても、恐怖と不安でなかなか、眠れなくて、声をかけてくれたときは、正直ホッとしたの……」
希望は身体を震えさせながら、涙を流していた。

「他に誰か私達の気持ちを理解してくれて、できれば、女性の人で相談できる人いれば良いんだけれど……うん?」
真純は、希望をなんとかしてあげたいと思うが、内容が内容なだけに、誰に相談したらいいか考えていると、希望の後ろに誰か立っていることに気づき、顔を上げていた。