温泉
気づけば僕は素っ裸で腰までお湯に浸かっていた。他にも3人の男の子がいた。みんな僕の同級生くらいだろうか?彼等も湯に浸かったまま呆然としている。
温泉に媚薬に似た成分が含まれているのか、僕のチンコは元気よく立ち上がってしまう。
幸い腰から下はお湯に隠れているから周りからは見えないけど恥ずかしい。
そんなことよりもこの状況は何なんだ? なんでこんなことに…温泉に入る前の記憶がない。
とにかくここから出よう!!「でもここは一体どこなんだ??」
僕は周りを見回した。でも温泉の周りの木と遠くにある山しか見えなかった。
この温泉は森の中にあるみたいだ。その証拠に動物も温泉に入ってる。
動物たちもみんな薬にやられているのかなんだか変だ。
カップルのサルなんてお湯の中でくっついてしまっているのである。
何をしているのかは分からないけど変なことをしているとしか思えないのであった。
と思ったら突然岩の横から大きなサルが現れた。そして僕に向かって近づいてくる。
僕たちは一斉に立ち上がった。剥き出しになった下半身に、冷たい外気が触れてゾクっとする。
この非常事態にも関わらず、湯に入っていた媚薬のような成分のせいで僕たち4人の男のシンボルは元気よく立ち上がったままだ。しかし、そんな羞恥心は、目の前の大きな猿人によって吹き飛んでしまった。
それは、よく知る猿とは似ても似つかない、筋肉質な猿人だった。毛並みはまばらで、ゴリラのような逞しい筋肉が隆起している。目つきは鋭く、人間を威嚇するように唸り声を上げた。その手には鋭い岩のようなものが握られている。
猿人は僕たちを品定めするように見回し、口角を上げ不気味な笑みを浮かべた。
「みんな、走れ!」
僕の叫び声に、三人の少年は一瞬戸惑ったようだったが、すぐに僕の意図を理解した。僕たちは、勃起したチンコを揺らしながら、足元の熱い岩肌を蹴って走り出す。
しかし、猿人は僕たちが逃げようと走り出したことを察知したのか、大きく足を踏み鳴らし、僕たちに向かって飛びかかってきた。
その動きは信じられないほど速い。
まるで、瞬間移動でもしたかのように、一瞬で僕たちの目の前に迫った。誰もが温泉から出る間もなく、猿人の大きな手が僕の隣にいた少年を掴んだ。
少年は悲鳴を上げる間もなく、猿人の腕の中に引き込まれた。
猿人は、少年を背後から抱きしめるような形で、その巨体を密着させた。少年の体は、分厚い筋肉と固い毛並みに覆われた腕にがっちりと拘束され、もがくことすらできない。
まるで巨大な機械に挟まってしまったかようだ。
「離せ!離せよ!」
少年は抵抗するが、猿人の腕はびくともしない。
すると猿人は少年の下半身に手を伸ばした。そして勃起したペニスを掴むと、まるでその感触を確かめるかのように、ゆっくりと指を動かし始めた。
猿人の分厚い掌が少年の敏感になったモノを包み込むと、少年の身体がビクリと跳ねた。
「ひっ…あ…」
漏れ出たのは明らかに苦痛だけではない嬌声だった。
猿人は少年の耳元で何かを呟いたように見えたが、その低い唸り声は意味を成さなかった。ただ、その指の動きは妙に巧みで、媚薬で研ぎ澄まされた神経を容赦なく刺激する。
「や、やめ…んんっ!」
最初は必死に首を振って抵抗していた少年だが、次第にその表情が蕩けていくのが分かった。湯気越しにも分かるほど顔が紅潮し、唇からは熱っぽい吐息が漏れる。
そして何より異様だったのは——
(うそだろ…!)
少年の腰が、猿人の手に合わせるように小さく動き始めていたのだ。最初は震えるような微細な動きだったが、次第に大胆に前後に揺れ始めた。まるで自分が一番気持ち良い場所を探るように、あるいは猿人の手を使って自慰をしているかのように。
僕たち三人は完全に動きを止めていた。恐怖と混乱と…そして名状しがたい別の感情に囚われて。目の前で繰り広げられる光景があまりにも非現実的で、思考が追いつかない。
僕たちは未だ剥き出しの屹立を隠すことも忘れ、ただ呆然とそれを眺めていた。
少年の腰の動きはますます激しくなり、何度も短い喘ぎ声と共に腰を突き上げた。まるで何かを解き放ちたいとばかりに。
しかし——。
その度に彼の先端からは透明な粘液が糸を引いて滴り落ちるだけで、決定的な放出は起こらなかった。
「なんでぇ…?」
涙声混じりの懇願が聞こえる。猿人は相変わらず無言で、ただその蠢く指の動きを緩めることはなかった。
少年の身体は快楽と焦燥に苛まれ、陸に打ち上げられた魚のようにビクビクと痙攣する。それでも猿人の拘束は決して緩まず、逃れることも果てることも許されない快楽地獄のような時間が続く。
やがて、少年の身体から急速に力が抜けていった。あれほど激しかった腰の動きも止まり、か細い喘ぎ声すら途絶える。ぐったりとした少年の後頭部が、猿人の分厚い胸板に頼るように預けられた。全身が弛緩し、猿人の腕の中で人形のようにだらりとなっている。
それでも猿人の行為は終わらなかった。いや、むしろここからが本番だったのかもしれない。
猿人は少年を抱えると温泉の中央付近で、どっかりとあぐらをかくようにして腰を下ろす。
水面が大きく波立ち、白い湯気が一層濃くなった。
湯の中であぐらを組んだ猿人の上に、少年は背中から覆いかぶさるような形で座らされる。猿人の太い腕は依然として少年の体幹をがっちりと固定したままだった。
もう少年に抵抗する力は残っていないのか、その身体はされるがままになっている。
次の瞬間——
「ぐっ…!」
突然の苦悶の呻き声が響いた。同時に少年の身体が電流を浴びせられたかのように大きく仰け反る。背中が弓なりになり、腰が高く持ち上がった。
湯に沈んだ下半身を僕たちの位置からは見る事は出来ないが、その声と少年の反応で何が起こっているのかを想像するのは難くなかった。湯の中であぐらをかいた猿人の上で、少年の体が暴れまわり湯面が激しく波打った。
「あ゛あ゛あ゛ーーーッ!」
獣のような咆哮が洞窟に反響する。猿人は少年の腰をしっかりとホールドし、湯の中で完全な結合を果たした。