自分自身の殺し方

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1人目

自分は不死身だ。なぜそうなったのかはわからない。父も母も正真正銘ただの一般人だ。一人暮らしを初めて数年が経ち、自分は自分自身を殺すことにした。

2人目

ただ、困ったことがある。それは、不死身であるということだ。ただの一般人なら、飛び降りたりや刃物で刺したりなどすれば死ぬが、不死身である俺は、絶対に死ねない。死にたくても死ねないのでる。

3人目

飛び降りても、まるで元からそこに立っていたかのように地面に降り立ち、何の衝撃も受けず、何の衝撃も与えない。
刃物で刺しても、確かに肌を通ったはずの刃先が、気付くとズレた位置の空気を無意味に脅かしている。
おおよそ、死につながるような出来事が、「何事もなかった」という現象に置き換わるのだ。というようなことを友人に話したところ、「病院に行け。脳の方のだぞ」と、大変ありがたいアドヴァイスをいただいたので、とりあえず行ってみることにしたのである。
「大繁盛脳外科・内科」
大層な名前の病院だ。