女怪盗と新人捜査官と薬

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1人目

新人捜査官の草壁誠と峰不二子が新婚夫婦として、潜入捜査を開始してから、数ヶ月まだ密売組織のメンバーに怪しい動きは見られずにいた。

「不二子さん、まだ組織に動きはありませんね。僕たちがアパートに来てから、3ヶ月全く変化がありません」

「慌てない。慌てちゃうと気付かれちゃうわよ」

「はい。すみません。」

誠は、不二子に頭を下げて謝罪していた。誠が頭を上げると不二子は近づいて来ていた。

「それと、潜入捜査中は、峰不二子の名前を出さないでね。私の顔知られているかもしれないから、変装しているのに、名前を呼ばれたら、密売組織にバレてしまうわよ」

不二子は、誠に身体を密着させながら言っていた。誠は、潜入捜査の相棒が、美人すぎる峰不二子だったため、胸の鼓動が高まっていた。

「私は、今は草壁有希子なんだからね。お願いよ……誠」

「はい。」

不二子が、抱きしめてきたので、こちらも不二子を抱きしめていた。
そうこうしていると、隣の部屋にいた密売組織のアジトに動きがあった。